2020年9月28日月曜日

Forward Weave Hoodie/Crew

ついにオリジナルのスウェットをつくってしまいました。


なぜつくったか。
理由は、「理想のスウェットが無いから」。これに尽きます。

いま市場に出回っている無地スウェットを見渡すと、、、

G社は入手しやすいけどポリ混すぎて毛玉がエグい。
定番のC社はプリントして売ると怒られる(笑)。
US製のC社は生地が重すぎ固すぎで疲れる、プリントするには値段が高すぎ、在庫不安定すぎ。
同じくUS製のL社は生地は良いのにステッチがしょぼい、形が微妙。
新鋭のI社は幅に対して丈が長すぎ。
などなど……、言い出したら寝ずの5泊6日で話し続ける自信があります。

どれも洋服好きだったら、一周りして愛せるのですが。
(だって好きなバンドのフーディが上記のどれかだったら着ないのか?って話ですし)
でも、自分の店で自信を持ってオススメできるものは?と問われると、
なかったんですよね。

だから作りました。完璧なやつ。

一番こだわったのが形です。


身幅はたっぷり。
丈は、いつものTシャツがちょっとだけ出る、このサイズバランス。

言ってしまうと、C社の現行の某R、アレをたたき台にしてます。

広い身幅、太い腕、
それをまとめる、適度な締まりのリブ。


このリブの締まり具合が超重要で、
キツすぎると着心地が悪くなり、
ユルすぎるとわざとらしくてあざとくなる。
リブの具合のためだけに、何回サンプル製作を頼んだことか……。
こだわりました。

シルエットは、C社の現行の某Rをたたき台にしてます。
でも、生地は普通に縦にとって、サイドパネルも無しです。

某Rの、着込むほどに横方向に縮んでいくアレ、嫌なので。
身幅は縮むけど、裾のリブは縮まないから、
どんどんハの字になっていくシルエット。あれは絶対に避けたい。
ある程度着込んでも、あくまでも丸いシルエットでいて欲しい。

普通に縦に生地を取ると、洗濯する毎に縦に縮むことになるのですが。
もはや現代の生地はそんなには縮まないし、
ハンガーで吊り干しするとほぼ縮まないし、
干すときに形を整えれば大丈夫だし、です。

(余談 某Rは、今よりもっと生地が縮んじゃう昔の時代&乾燥機ガンガン使う国民性による産物ですね。)


あとは、肩が落ちすぎると、
やっぱりわざとらしくてあざとくなるから、
落ちるけど行き過ぎないように、とか。


デカいフードがいいけど、
でもデカ過ぎるとコシがなくなってやっぱり(以下同)。
この辺も某Rを参考にしました。

そういえば、フードのヒモは無しです。
穴も無し。
これは単純に僕の好みです。

サイズは、
某RのLが1、XLが2、XXLが3です。

それぞれいつものTシャツのL, XL, XXLを下に合わせると、
裾が少しだけチョロリする寸法です。

写真内、僕は168cmでサイズ1、
TシャツはLを着ています。

お客様のリアクションをみつつ、
将来はM相当のサイズ0をつくるかも。
でも基本は大きめに着て欲しいです。

ちなみに、製品洗い、カマしてあります。
だからお客様がご自身で洗濯しても、形の大きな変化はありません。安心。

でも、これに限らず、大切な服は大切に洗って下さいね。
洗濯ネットと、しっかりしたハンガー、推奨です。



生地は裏ループの適度な厚みのものを選びました。

裏起毛は、下に着るTシャツに抜け毛がビッシリつくので…
そう言いつつ、クラシックど真ん中は裏起毛だと思うので、すごく迷ったけど。
扱いやすい方がいいですよね。

生地の厚みは、何オンスか、ズバリ僕もわかりません(笑)。


一応、某Rの同サイズで比較するとこんな感じです。
重さを計ることに意味があるのか微妙ですが、
とにかく厚みは充分です。

スウェット生地って、 やれ吊り編みだ、やれ度詰めだ、と、良いものを挙げればキリがありません。
それを追求すればするほど、価格がどんどん高くなります。
今の当店はそこを追うべきではないと思い、
コットン100%であることは絶対条件にしつつ、
入手しやすい、適度なヤツを選びました。
だから今後のカラバリにもご期待下さい。
柔らかくて気持ち良い生地ですよ。

まずはこのカラー、ヘザーグレーをリリースします。
良い感じの霜降りです。

Forward Weave Hoodie/Crew
Color : Heather Grey
Size : 1, 2, 3
Price : 14000/12300yen+tax

9.29(Tue) 19:00
https://store.cupandcone.jp/

本当はそろそろお店を再開しようと思ったんですが、、、
これの入荷で店内が埋め尽くされてしまい、
とてもじゃないけど開けられない状態となってしまいました(笑)。

実物を見て触って良さを確かめてほしい気持ちは山々です。
でも今はどうか通販のみでご容赦下さい。
いつも当店をサポートしてくださる皆様にはきっとご納得いただける、
品質、シルエット、サイズ感だと思います。

それではご注文をお待ちしております。

2020年9月22日火曜日

Ripstop Zip Jacket & 6 Panel

新作のご紹介です。


すでに販売しているCotton Ripstop Track Pantsと同じ素材で、
ジャケットとキャップをつくりました。


格子状の織りが入ったこの生地。
引き裂き強度が強く、ミリタリーやアウトドア用途に適している素材です。
それはさておき、見た目が良いですよね。

裏地なしの一枚仕立てです。
Tシャツの上にサラッと。
もしくはフーディやクルーの上に。
秋〜冬〜春と、長く着ていただけます。


当店の定番としてつくっている、この形ですが。
今回から3サイズ展開となりました。


旧Regularが、1。
旧Bigが、3。
間に新設の2をつくった形です。


1, 2, 3は、L, XL, XXLに相当するサイズ感。
大きく着てナンボなコンセプトとデザインです。
迷わず大きめをチョイスして下さい。


裾と袖先の、このゴム。
これで広い身頃と太い袖をギュッと絞って、
まぁるいシルエットになります。

つまり、小さめで着たら台無しってことです。


僕は168cmでサイズ1を着ています。

最近、なぜか身長180cm超、体重80kg超の方(a.k.a. カラダでか夫)から
サイズの問い合わせをいただくことが多く……、
こう言っちゃナンですが、そこはもう悩むことなく、3を選んでいただきたいです。

続きまして〜、


キャップです。
こちらも同じコットンリップストップ。


仕様やシルエットはいつも通りです。


リップストップ素材だったら、キャンプキャップやブーニーハットがセオリー。
ですが、この素材でこの形なのが、ちょっとした違和感で良いですよね。
この形だから、バックルもこれです。

上記のジャケット、パンツ、
さらには適当なNBとあわせて、


クドいほど全身グレーなコーディネートもできます。


この写真はさすがにやりすぎ感ありますが(笑)、
どこかに1色くらい刺すとむしろ良いかと。

Ripstop Zip Jacket
Color : Grey
Size : 1, 2, 3
Price : 16500yen+tax

Ripstop 6 Panel
Color : Grey
Price : 5000yen+tax

どちらも明日9/23(水)の19時から
WEB STOREで販売します。

https://store.cupandcone.jp/

ご注文をお待ちしております。