雑司が谷の実店舗はオープンから7周年です。
時を経すぎて笑えますね。
これもひとえにいつもサポートしてくださる皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
シルクスクリーンの手刷りでTシャツをつくるブランド?として
始まったCUP AND CONEですが、
現在、いろいろな思いが錯綜して、
自分でデザインするグラフィックのTシャツに
あまり価値を見いだせない状態です。
……と書くと、あまりにも後ろ向きですね(笑)。
今は、先週発売したパンツとか、他に熱中することがあるから、
グラフィックTシャツに関しては他所に任せておこう、という感じでしょうか。
ま、このへんは話すと長くなるので、会ったときにでも聞いて下さい。
で、今までなんとなく恒例でリリースしていた、周年Tシャツ。
先述の通り、今は自分でTシャツをデザインするのは気が乗らないので、
今回は思い切って、尊敬する人にデザインを依頼することにしてみました。
しかも3人に!
今日ご紹介するのは、その3人のデザインで登場するTシャツのうちの、
第1弾です。
10th Anniversary Special Item 1/3
NEBRASKA x CUP AND CONE
イギリスのDJ/プロデューサーのNebraska氏にデザインを依頼しました。
↑この人です。
僕がNebraska氏を知ったのは、MISTER SATURDAY NIGHTのMIX CD、
"WEEKENDS AND BEGINNINGS"に収録されていた"Green Marimba"から。
言葉で形容するのがなんとも難しい、激かっこいい曲ですね。
MISTER SATURDAY NIGHTからリリースされている氏の楽曲は他もどれも素晴らしく、
自然と他のレーベルでも、その名前を追って見るようになりました。
Heistからリリースされたコレなんかも大好きです。
同じHeistから今月リリースされたばかりの新作もぜひチェックを。
ATCQにオマージュを捧げたこのレコードも最高。
デジタル無し、レコード限定です。僕は持ってます(笑)。
音楽家としての活躍は枚挙に暇がないのでこのへんで止めておきますが、
本業?はクリエイティブディレクターだそうで、
かつてはバーバリー(あのバーバリー!笑)も手掛けているそうです。
どうやらタイポグラフィーオタクみたい。
Instagram上でひょんなことから彼との交流が生まれ、
彼が「いつかTシャツをデザインさせてほしい」なんて言うもんだから、
真に受けてこのタイミングでオファーしてみた、という流れです。
さて、今回のTシャツに戻りましょう。
左胸には、彼自身のプライベートレーベル、
"FRIENDS & RELATIONS"からリリースされているレコードのラベルと同じデザインで、
CUP&CONEと表記してくれました。嬉しい!
ラベルの色は、シリーズ中でも僕が一番好きな、
005番と同じ色にしてもらいました。
"The Vocoder"、最高。
で、背中には、
「イギリスナンバーワンディスコヒッツ」の文字が、フランス語で。
イギリスなのに、フランス語。
氏がディグって見つけたという、古いレコードに貼ってあった販促POPのシールを、
そのまま拡大したデザインです。
氏曰く、
「古いレコードの音をサンプリングして新しい音楽をつくるように、
Tシャツのデザインも古いレコードからのサンプリングでつくりたい」
とのこと。粋ですね!
Tシャツのカラーは白と黒の2色をご用意しました。
黒は、前も後ろも2版づつ使った、リッチな仕様になってます。
白ばっか買いがちな人(僕もです)も、
黒、いかがですか。得ですよ(笑)。
Nebraska Tee
Color : White, Black
Size : M, L, XL, XXL
Price : 4500yen+tax
店頭では明日3/20(祝)から、
WEB STOREでは3/22(日)19:00から販売します。
まさかこんな形で、あのネブラスカ(呼び捨て)(大物芸能人方式)と、
コラボレーションできるとは、思いもよりませんでした。
自分用、何枚確保しようかな。一生着たいです!
みなさまもぜひ〜。